数年前とあるオーディオ関連のサイトで、JBLのSRスピーカーが家庭用で使っても凄い音がする旨の
能書きにつられ、まあ話半分でも弄くり遊ぶつもりならいいかと購入決定。
15インチ+ミニドライバーにホーン付きで2本セットが5万数千円で、
それとお勧めのアンプもついでに購入した。
早速鳴らしてみると案の定、凄い音で、とっても弄くり甲斐がありそうで、先が楽しみとなった。
音を聞きながら直感的な判断で弄っていくわけなんだけど、期待どうりの時もあればその逆もある。
まあ、最悪に陥っても「JBL」という精神的保険があるわけで・・・。
後日、まず最初にホーン付きドライバーを本体からはずし、上に置いてみた。
材質は安っぽい樹脂で、叩くとカンカンという甲高い嫌な音がしたので、エアコン用パテで
全体を外側から覆い、内面はちょっと良質のガムテープをぺたぺたと貼りつけ、
コンコンという木の様な音に近づけてみた。
それから本体の側面にある大きな金属製の取っ手をすべてはずし、15インチウーハーもはずして
その穴からグラスウールを敷き詰め、取っ手部分は厚めの木板で閉じた。
更に本体を上下逆さまにし、ドライバーを外した長方形穴にダクトの様な造作をしてみた。
これで第1期の弄くりまわしは終了で、取敢えず少しオーディオらしい音に近づいた感じで。
歌や管楽器はなんとか聞けるようになったけど、ピアノや弦(ヴァイオリン属)はとてもとても・・。
Bassに至っては、これホントに15インチ・・・。・??。
リールと違って、自分の手掛けたものを毎日のように使用(聴く)出来るのは
嬉しい。
直接真っ正面に対峙せず、斜め45度ぐらいに位置取りして、反射音を
混ぜた音を聴いた方が心地よいです。
ホーンは箱の倍以上の時間が掛りましたが、苦労した甲斐がありました。
この先を求めると、行きつくところは箱容積増大化。
随分迷って結局作りました。
28mm針葉樹合板をホームセンターカットで
パタパタと工作し、天板とバッフルはこの設置場所で組み付け、完成。
仮分数も解消され、みてくれも良くなりました。
そして音質も大きく変わりました。
最近クラッシックのCDが増えたんです。。
弦が好いんです。。
凄い仮分数。まるでカネゴン。
でも、アン・バートンや、ヘレン・メリルが
目の前で歌ってる。
この時点で、以前使用していた
JBL4●△5を
完全に凌駕している。(と思う)
う〜ん。低音が充実してくると、やっぱ中高音が物足りないなと、3ウェイも考えたけど、
やっぱホーンかなと思い、とうとう大型ホーンを鉋削り出しで工作。
更にあるサイトで、同じものを弄ってる方のお勧めで、スーパーツイーターもついに購入、
クロスオーバーはその方のお勧めどうりにした。
会所桝.を利用したウイング。
丸型の物を用意し鋸で4分割し
ちょうど2台分作れる。
取り付け金具はLアングルを利用。
なんか、オーディオっぽい。
それから、数年がたってここからは最近の話で、
20年越しの車のオーディオが壊れてしまい、直す気もないので
助手席にスマホを投げて聞いてたんだけど、その時気付いたのが、置く場所や向き、
周りの(スマホの)環境で随分と音量や音質の聞こえ方が違うという事。
そこで試しにペットボトルの口から5センチ位を切り取りテープでスマホのスピーカーに、
即席ホーンを付けてみたら驚くほど違うので、更にいろいろネットで調べたら、
ホーンは形状でもかなり違うとのことで、ここから第二期弄りまわしが始まってしまった。
まず、ホームセンターで目に付いたアルミの漏斗を購入しホーンにかぶせてみたら、
明らかな違いが出た。
ピアノの音色が改善されて、いつも基準にしているキースジャレットのケルンコンサートが
聴きやすくなった。
この音源は昔LP時代にそれこそ擦り切れるくらい聞いたので、
その音が今だ耳に焼き付いてて、常にアナログとのギャップを感じる音源。
更に、この何処に居るんだか解らないようなボヤケタ音してる15インチウーハーも何とかしようと
アルテックA7よろしくで、フロントホーンばりのウイングを付け、
又、とあるサイトを参考にして基盤の保護回路をスルーさせてみたら、
低音に指向性が出てきた。
やっと、Bassがらしくなってきた。
この時点で、もはや購入時のそれとは違う、オーディオらしい音になっていた。
、
こ